「えっ?」と眼を疑うような気持ちと、やはり本当なんだ!と困惑した気持ちが入り乱れる
「明日海りお退団記者会見お知らせ」
この文字。
昨日『CASANOVA』宝塚大劇場千秋楽の幕が降り、相手役の仙名彩世(せんなあやせ)さんを見送った明日海りお(あすみりお)さん。
いや〜、退団するならばゆきちゃん(仙名)と一緒のはず、もっとトップを続けるのでは?
こんな声があるものの、もうトップ就任から6年を迎え、明日海りおさんの退団が近いことだけは、ファンもなんとなく感じていました。
あと1作? あと2作?
そんな風に。
しかし現実として次作花組公演での退団記者会見が明日行われることが、発表されてしまいました。
この記事では、花組トップスター・明日海りおさんの退団のニュースをお届けします。
↓↓【関連記事】退団記者会見には・・・

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●目次
花組トップスター明日海りお退団
花組トップスター・明日海りおさんは2014年に花組トップスターに就任。
今年でまる5年を迎えます。
100周年の節目で元星組トップスター・柚希礼音(ゆずきれおん)さんは6年の在団。
だから、みりおさん(明日海)もまだまだ続投の可能性はある?
そんな風に考えたこともありましたが、恐れていた現実=明日海りお退団は発表され、明日は記者会見が行われます。
明日海りお退団におびえた千秋楽翌日だった・・・
最近のトップスターさんは、退団公演の前作。
つまり明日海りおさんの場合でいうと、『CASANOVA』大劇場千秋楽の翌日というのは、もし次作で退団するならば「退団発表の日」として恐れられていました。
この日をスルーすれば、次作の退団はないであろう・・・とも。
もちろん大切にしてきた相手役・仙名彩世さんだけを見送って、明日海りおさんが1作だけ別の相手役と組むのは考えにくい。
そんな声もありました。
でも現実は前者、つまり『CASANOVA』宝塚大劇場千秋楽の翌日、退団は発表されてしまったのですよね(涙)。
↓↓『CASANOVA』千秋楽・仙名彩世さよならショー
明日海りお退団発表、パターンが酷似する平成トップコンビ
相手役さんを見送ってから、次作でご自身が退団する。
こんなパターンは他にもありましたね。
すぐに思い浮かぶのは、元宙組トップスター・朝夏まなと(あさかまなと)さんです。
舞台を観ていても、トップスターとトップ娘という関係性意外に、お互いを尊敬して大切に思っていることが伝わる舞台をみせてくれていました。
相手役は実咲凜音(みさきりおん)さんでした。
ファンからも「まぁみり」と呼ばれ愛されたコンビでしたが、実咲凜音さんは『王妃の館』で一足先に退団。
その宝塚大劇場千秋楽の翌日に、朝夏まなとさんは「みりおん(実咲)の退団公演中に会見することが申し訳ない」と言いながらも、次作での退団を発表されました。
あまりにも酷似しているーーーーー!
明日海りおさん&仙名彩世さんの舞台からも、お互いの尊敬、愛が伝わってきました。
ファンも「みりゆき」と二人を呼び、このコンビを愛していました。
朝夏まなとさんは退団公演は「特定の相手役」を置かない状態での退団。
明日海りおさんは、フレッシュな相手役として100期生の華優希(はなゆうき)さんを迎える。
この点の事情が違うだけです。
↓↓各メディアも明日海りおさんの退団を報道しています。
宝塚歌劇団の花組トップスター明日海りおが、11月24日付で退団します。歌劇団が12日発表しました。3月11日の「カサノヴァ」の千秋楽では、「『組族水入らず』でいられるこの瞬間」について語りました。https://t.co/TRYaUgQLjx#宝塚 #宝塚歌劇団 #明日海りお #エリザベート #カサノヴァ
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) 2019年3月12日
メディアの中でも「麗しのトップスター」と第してオシャレな事をしてくれる、朝日新聞様はファンとしてすごーく嬉しいものを感じました。
明日海りお・仙名彩世と同時退団ではない理由って?
脚本・演出・音楽と何をとっても佳作であった『CASANOVA』。
この『CASANOVA』で明日海りおさんも仙名彩世さんと同時退団する道もあったかもしれません。
それが何故、二人がばらばらに退団?
もしくは退団記者会見で「トップ娘役就任の時から、4作で退団を決めていました」とかたったゆきちゃん(仙名)。
どうしてあと1作退団をのばして、明日海りおさんと一緒に退団(いわゆる添い遂げ退団ですね)をしないのだとう?
ファンの頭にこんな疑問が浮かんでしまいますね。
一つ、私的な仮設を考えるとすると・・・
- 本当はみりゆき(明日海&仙名)も同時退団を考えていた
- 宝塚では初となる横浜アリーナ公演が決まった(『恋スルARENA』)
- 100周年同様に105周年を盛り上げたい劇団の意向
こういった可能性はあるのじゃないかと思います。
逆を言えば、客席からそのトップコンビだから作り上げられる世界感と二人の良好な関係生が見えるトップコンビならば、添い遂げでなくってもいいのじゃない?
事情があることはファンも理解し、トップコンビ不仲説なんて唱えないからというのもあるかもしれませんね。
【関連記事】明日海りおさんと同時に退団するのは?

↓↓2.明日海りおの軌跡
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