アルジェの男・礼真琴全ツ初主演作あらすじ、上演歴、見どころ

これまで、4回上演されている『アルジェの男』。

初演は1974年、鳳蘭（おおとりらん）さん主演でした。

鳳蘭さんは宝塚史に燦然と名を残す偉大なスターさんですから、当時のカリスマ性は言わずもがな。

その鳳蘭さんに相応しい作品を…という当て書き感もあって『アルジェの男』が作られたという背景もあったはずです。

しかも、初演時は鳳蘭さんの相手役不在期。

そういう都合も加味して『アルジェの男』女性登場人物を配置したという兼ね合いもあるようです。

なので、再演が繰り返されるたびに「なぜいまのこのメンバーでアルジェの男を演ろうと思ったの…？」なんて疑問の声が上がるほど、演者を選ぶ作品のようです。

	1974年（星）	1983年（星）	1984年（星）	2011年（月）	2011年（月・新公）
ジュリアン	鳳蘭	峰さを理	峰さを理	霧矢大夢	紫門ゆりや
サビーヌ	奈緒ひろき	姿晴香	南風まい	蒼乃夕妃	愛希れいか
ジャック	但馬久美	新城まゆみ	新城まゆみ	龍真咲	鳳月杏
アンリ	ー	ー	ー	明日海りお	珠城りょう
ボランジュ総督	美吉佐久子	洋ゆり		越乃リュウ	有瀬そう
エリザベート	沢かをり	南風まい	毬藻えり	彩星りおん	咲希あかね
アナ・ベル	衣通月子	湖条れいか	紫城いずみ	花陽みら	愛風ゆめ

なんと、アンリは明日海りおさんのために作られた役だったんですね～。

2011年の新人公演に愛希れいか（まなきれいか）さんと珠城りょう（たまきりょう）さんがいらっしゃるのが感慨深い…。

『アルジェの男』初演は鳳蘭さんの相手役不在だったので、サビーヌ、エリザベート、アナ・ベルがほぼトリプルヒロインでした。

再演からはサビーヌがヒロインとして定着したようです。

とはいえ、エリザベートもアナ・ベルも、ジュリアンの人生を狂わせる非常に重要な役ですので、礼真琴さんがトップ就任の際に相手役として相応しい娘役さんをここで劇団は見定めるつもりなのでは…？

配役発表が楽しみでもあり、恐ろしくもあり…((+_+))

『アルジェの男』全国ツアーの概要は以下の通りです。

主演：礼真琴

演目：『アルジェの男』／『ESTRELLAS（エストレージャス）～星たち～』

全国ツアーの場合は、チケットの販売が各劇場ごとに異なりますし、どうやら各劇場の株主枠みたいなものもあるようです。

本公演や他の別箱公演に比べて必ずチケット難となりますので、お早目のチケット対策を！

『アルジェの男』に関して、いろいろとお伝えしてきました。

いつの時代も、柴田作品はファンに激論を交わさせるエネルギーを持っています。

「ええええ？！あんなラストなの？！それはないよ～～～( ﾉД`)」

という声と、

「すごく引き込まれた！！あの余韻を残す終わり方…病みつきになる！！」

という声と、本当に真っ二つ。

各キャストに関してもそれは同じ。

あの役…どうなの？という声と、すごく上手だった！という声と。

さて、自分は一体どちら派になるのか…そういう意味でも非常に楽しみですよね。

しかしなによりも『アルジェの男』で楽しみなのは、不良で野心に目をギラつかせた女ったらし、礼真琴さんが見られること（ヨダレ）。

そして、星組代表として全国をまわる礼真琴さんが見られること。

ショー『ESTRELLAS』がどんな作品なのかまだ明らかになっていませんが、ショースター・礼真琴が充分に堪能できるのも本当に楽しみです！

来年から少しずつ解禁になるであろうビジュアルや配役を待ちましょう！

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。