和希そら『ハッスル メイツ!』観劇レポ更新!とんでもない才能を見せた新境地!

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『ハッスルメイツ!』往年の宙組ファンは涙涙。。

まずは、「回顧」のほうから。

もう単純に、あの頃の記憶がバァァァァーっと蘇ってきて、懐かしすぎてすっごく泣けます。

その頃の若かった自分とかも思い返されたり、脳内で当時のトップさんとそらさんの歌声が混ざり合ったり。

宙組の全ショーはさすがに振り返ることはできませんが、宙組ファンなら必ずや「これ大好きだった!」というテーマソングが登場します。

それを、和希そらが宙組を代表してセンターで歌い踊ることがもう本当に感無量としか…(思い出し泣き)

ちなみにノル香は、投票で『ミレニアムチャレンジャー』に1票投じました。

そらさんが宙組に配属されてからのものより、「和央さんが歌っていた曲をそらさんが歌ったらどうなるの…?!」という好奇心があったからです。

そして見事にそれが歌われ、なんだか自分のリクエストがラジオで読まれたかのような高揚感もありました!

投票コーナーとは別に、「コパカバーナ」とか「雨に歌えば」「TOP HAT」など、別箱公演も選曲されていたのが結構意外でしたね。

2幕の始まりはソーラン節。

しかも、2017年の『VIVA! FESTA!』からのソーラン節ではなく、『ミレニアムチャレンジャー』のソーラン節。

ちょみさん(@___chomi)がシェアした投稿

先述した通り、ノル香はミレニアムチャレンジャーが大好きだったので、18年ぶりのダンスを目に焼き付けたいのに涙のレンズが邪魔をして焦点が合わず、もどかしい思いをしました。

振り付けはオリジナルとは少し違っていたので、余計に目に焼き付けたかったのに…

オリジナルは湖月わたる(こづきわたる)さんがセンターにいました。

復刻版は小ぶりな身長のそらさんがセンターにいて、宙組ソーランが懐かしいのと同時にとても新鮮でした。

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『ハッスルメイツ!』の「挑戦」は和希そらの覚醒へ

「挑戦」にあたる場面には、なんとイギリスのロックバンド『QUEEN』の大ヒットソング『ボヘミアンラプソディー』を。

ノル香は初日の皆さんのレポを読んで、

「ボヘミアンラプソディーなんてジェンヌさんが歌うような曲じゃなくない…?」

なんて、少し不安に思っていました。

名曲の多いQUEENの楽曲は、過去にも宝塚で歌われたことはありました。

しかしそもそも英語の曲なので、歌うのは和訳歌詞。

どんなに名曲でも、和訳歌詞でタカラジェンヌさんの発声法で、しかも独特な歌い方のフレディ・マーキュリー(QUEENのボーカル)は無理があるなぁ…という感想を持っていました。

しかもノル香はQUEEN大好き。発表された楽曲はたぶん全曲聴いてます!

原作を愛しているので余計にちょっと受け入れにくいものがあったりして…。

なので、今回も「ああ…またQUEENか…う~ん…」と思っていたんですが…

ここでノル香の水菓子土下座につながります。

まずは、和訳歌詞ではなく、すべてオリジナルの英語歌詞のままそらさんは歌い上げました。

歌の上手な人というのはヒアリング能力もとても発達しているので、そらさんの発音はネイティブのようとはいかないまでも、原曲の雰囲気をきちんと踏襲していました。

QUEENというのはロックバンドですが、作る楽曲は異彩を放っています。

その中でも特に「ボヘミアンラプソディー」というのはさらに異色であり、崇高な芸術作品と言っていいほどの神々しさを放っています。

↓こういう世界観を「怖い」と思う方もいると思うので、ちょっと注意してくださいね。

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透明感のある美しい旋律で始まり、しかしながら歌詞は「人を殺してしまった」という衝撃的なもの。

美しい花が咲く空気の澄んだ崖っぷちにつま先立ちで立っているような、「もう僕の人生は終わった」という嘆きです。

ちなみに、ノル香はなんとなく、この冒頭部分はシェイクスピアの悲劇「ハムレット」での悲しいヒロイン、オフィーリアを思い出します。

↓ジョン・エヴァレット・ミレイの代表作『オフィーリア』。このイメージをいつも「ボヘミアンラプソディー」冒頭部分に感じます。

ちょっと話がそれましたが、「ボヘミアンラプソディー」は冒頭部分が終わると曲がどんどん転調していきます。

それなのにひとつの楽曲として一分の狂いもなくパーフェクトに成立している、本当に天才的な曲と言っていいでしょう。

しかし、人間の精神の崩壊を感じさせるような、完全に「闇属性」の曲です。

そんなものを清き正しき美しきタカラジェンヌが歌う…??

ということもあり、「いやぁ~…」と思っていました。

QUEENが好きなのでなおさら、です。

それを、石田先生は『ハッスルメイツ!』において、戦場で死んでいく若者として和希そらさんに「ボヘミアンラプソディー」をほぼフルで歌わせ、演じさせました。

戦場に駆り出されて正義のために人を殺し、しまいに自分も正義のために殺されていく場面として。

「ボヘミアンラプソディー」の歌詞の意味はきっと戦争を歌ったものではないと思いますが、本当に見事な演出でした。

いつものそらさんが持つ圧倒的な陽のオーラが完全に一転して強い陰のパワーになり、なんだかすごくスリルと危機感がありました。

和希そらさんの「苦悩」はあまりにパワーが強すぎて…

こちらが弱っている時に見ると陰のパワーに飲み込まれてしまいそうで怖いくらいでした。

これは『WEST SIDE STORY』で和希そらさんがアニータを演じた時にも同じものを感じました。

それほど和希そらさんの嘆きは強烈な引力があり、この「ボヘミアンラプソディー」で「和希そらで悲劇が見てみたい…!」というファンの気持ちを固めたように思います。

石田先生がアニータを見てこの場面をやらせてみようと思ったのかどうか分かりませんが、「和希そら=元気!」という安易なイメージに流されず、和希そらさんのとんでもない引出しを開け放ちました。

もう、この場面だけで『ハッスルメイツ!』は100点満点中1万点!というほどの見事な出来栄えでした!!

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↓↓5.和希そらさん以外の注目メンバーは…

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コメント

  1. ふくにゃん より:

    7月26日に初めてコメントを送らせて頂いたふくにゃんです。その時に書かせて頂いたハッスルメイト、初バウ公演観劇!行って参りました。朝一番の便で伊丹に着き、夕方の便で帰途に着くという少しキビシメの日程にも関わらず、未だに「そらちゃん、かっこいい、かっこいい、かっこいい、、、、」と語彙力ゼロに等しいくらい「かっこいい」のワードが響き渡っています。
    いやいやその一言ではとてもとても言い表せません。
    上げられていた記事すべてに同感させて頂きましたし、特にノル香さまの「むしろ小ささを味方にした新しいスターのパイオニアになるのではないか、そういうセンターがいてもいい、、」の部分、心からそう感じました。
    是非そうであって欲しいと熱烈そう願わずにいられない魅力がありました。
    家族、友人に観劇の感想をリアルタイムでラインより送ったのですが「ソラカズキがかっこよすぎて、もうその言葉しか無い。声が素晴らしいし他の人を圧倒する声量そしてダンスのキレ小柄なのにびっかびか。当分そら沼から這い上がれないと思う」
    もう私見まくりの感想ですが、舞台と客席がひとつになって大きなうねりのようなエネルギーがホール一杯に満ち満ちて、心から楽しいと感じました。
    このあとメサイア2回目の観劇、星組の梅芸公演、10月の宙組公演が控えていますが、昨日の舞台で気力体力共に満タンとなったのでありました。そらさん始め出演者の方々に感謝!

    • すみれ子 より:

      ふくにゃんさん

      ご訪問と観劇のご報告ありがとうございます。
      そんなにかっこいい、そらちゃんを観ることが叶わないすみれ子はコメントを拝見して楽しんでいます。
      でも「和希そら」という舞台人の魅力は、以前からちょっと他のタカラジェンヌにない「何か」があると感じていましたので、
      その「何か」がきっと「ハッスルメイツ」で真ん中に立ったことで大きく花開いたのかもなぁ・・・などと想像するだけでも
      楽しいものです。

      私もふくにゃんさんに負けず(?)、花組、星組の梅芸、月組、宙組までは年内観劇スケジュールが決まっています。
      他もチケット次第で観に行くかもしれませんが。

      「出演者の方々に感謝!」と感じられるとき、舞台からいっぱい夢をもらっていることなのでしょうね。
      幸せいっぱいのふくにゃんさんのお顔が見えてきそうな気がしました。

      また当ブログへもお立ち寄りいただき、気軽にコメントいただければ幸いです。

      ありがとうございました。

  2. うみひこ より:

    ハッスルメイツ、自分も観ました。いやー楽しかったです。舞台上の皆さんが楽しそうにハッスルされていて、こちらまで楽しい気持ちになります。

    そら坊。歌は上手くダンスはキレキレなんですが、それだけでなくMCも見事です。なんてマルチな才能!あと小芝居での青汁のくだりは爆笑です。ここは石田先生でなく、そら坊が脚本書いたんじゃないですかね。自分の中では彼はアニメ「トムとジェリー」のジェリー(ねずみの方)のイメージです。

    他の方で言うと副組長もすごくハッスルされてました。しかし、、オープニングで彼女の黒髪ショート姿を見て「あの美人さんは誰だ!?」と思ってしまいました。嗚呼。。おみ足も綺麗なんですね。
    天彩峰里さんが犬に扮する場面が良かったです。もう一度見たい!マジ天使。しかし石田先生、ライザ・・・って若い人は知らないでしょうよ!自分は映画「キャバレー」が強烈でしたが。
    あとジャンヌダルクの花咲あいりさん、仕草がめちゃかわいかったです。

    いやーハッスルできて良かったです。

    • すみれ子 より:

      うみひこさん

      ご観劇の報告をありがとうございました。
      ハッスルできたなら何よりのこと、宝塚観劇でハッスルできなきゃ意味がない?(笑)
      すみれ子は残念ながら「ハッスルメイツ」はチケットゲットができずに泣いていますが、ノル香のレポートとうみひこさん始め皆さんのコメントを拝見して「くやしーーー」と叫んでいます。
      そのうちスカイステージで放映されるのを心待ちにしますね。

  3. がるる より:

    いつも楽しくブログ読ませて頂いてます。
    リストの中の「砂の城…」は、作品名が、ルナロッサで、
    作品名「ファンキーサンシャイン」の楽曲は、「ソーラーパワー」です。
    そらくんの名前にかけて、ソーラーパワーをリクエストしたいですね。

    • すみれ子 より:

      がるる さん

      ご訪問とコメントをありがとうございます。
      間違いのご指摘、ありがとうございます。
      見直しが大事!と見直すのですが・・・、あれあれ慌て者なのでどこかでミスしてしまって申し訳ありません。

      皆さんにご指摘いただいたり、教えていただき運営中なので、今後ともよろしくお願いします。

      また気軽にコメントもお寄せください。
      お待ちしています。

  4. ちはるCLUB より:

    すでに投票しました。

    私は『Nice Guy』でくねくね腰を回して歌って欲しいです。

    • すみれ子 より:

      ちはるCLUBさん

      『Nice Guy』ですか!
      あの作品、ナイスなイケメンさん祭りみたいで好きでした。
      腰をくねくねは・・・大空さんの特権!
      いやぁ、和希そらさんも似合う? ちょっと妄想してしまいました(^^)