99期、研6までの退団者まとめ
99期生は研3頃から退団者が出はじめました。
2013年初舞台の99期生は、この記事を書いている2018年現在は初舞台から6年目。
いわゆる研6です。
その研6までの退団者ををまとめると、以下のようになります。
退団年 | 退団公演 | |||
2015年 | 通常公演千秋楽 | 月華雪乃 (つきはな ゆきの) |
雪組 | 娘役 |
通常公演千秋楽 | 姫歌ひな乃 (ひめか ひなの) |
花組 | 娘役 | |
『Shakespeare/HOT EYES!!」集合日 | 瑞希めい (みずき めい) |
宙組 | 娘役 | |
休演のまま退団 | 万名月洸 (まなづき こう) |
雪組 | 男役 | |
2016年 | 通常公演千秋楽 | 璃央じゅん (るおじゅん) |
雪組 | 男役 |
通常公演千秋楽 | 咲翔みなき (さくと みなき) |
宙組 | 男役 | |
DC公演千秋楽 | ひいな凜 (ひいな りん) |
月組 | 娘役 | |
全国ツアー千秋楽 | 舞雛かのん (まいひな かのん) |
月組 | 娘役 | |
2017年 | 通常公演千秋楽 | 天乃きよら (あまの きよら) |
星組 | 娘役 |
2018年 | 通常公演千秋楽 | 桜良花嵐 (さくらら からん) |
雪組 | 娘役 |
12月25日集合日 | 亜蓮冬馬 (あれん とうま) |
花組 | 男役 | |
2019年(予定) | 通常公演千秋楽 | 陽向春輝 (ひなた はるき) |
雪組 | 男役 |
東京国際フォーラム 千秋楽 |
輝生かなで (きお かなで) |
月組 | 男役 |
(順不同)
まだ退団予定者を含みますが、研6までに13名が退団しているのは多いのか?
あるいは平均的なのか?
統計をとった訳でもないので、わかりません。
退団者が所属していた組も
- 花組 2名
- 月組 3名
- 雪組 5名(うち桜良花嵐さんは宙組→雪組組替え経験者)
- 星組 1名
- 宙組 2名
集合日付け退団が2名
外箱公演千秋楽は4名。
休演のままの退団が1名。
ファンにとって生徒さんの退団は寂しいとはいえ、退団される生徒さんには宝塚大劇場、東京宝塚劇場で宝塚の正装である黒紋付に緑の袴姿で大階段を降りて来て、ブーケを手にして退団のご挨拶をして・・・という、定番の退団セレモニーを経て退団者を見送ることができるのが一番。
そういう点で、イレギュラーな退団をされた生徒さんが多いかもしれません。
(研3以下でしたっけ? は大階段を降りることはできませんが、それでも通常公演ならばブーケを持ってご挨拶することはできます)
99期生って休演が多いの?
ということで、休演者が多かったかを調べてみると、万名月洸さんは休演が続き舞台復帰しないままの退団です。
また、桜良花嵐さんは休演が続いたものの、卒業作品のみは全日程出演。
大階段をおりてご挨拶をして退団することができました。
亜蓮冬馬さんは花組の前作『MESSIAH−異聞・天草四郎−/BEAUTIFUL GARDEN −百花繚乱−』を休演、そのまま集合日付けの退団だったので、怪我からの回復が難しかった可能性もあるやもしれません。
休演作品 | |
万名月洸 | ・『一夢庵風流記 前田慶次/My Dream TAKARAZUKA』 ・『ルパン三世/ファンシー・ガイ!』 ・『星逢一夜/La Esmeralda』 |
桜良花嵐 | ・星逢一夜/La Esmeralda」 ・『私立探偵ケイレブ・ハント/Greatest HITS!』 ・「ひかりふる路(みち)/SUPER VOYAGER!」 |
亜蓮冬馬 | ・『MESSIAH−異聞・天草四郎−/BEAUTIFUL GARDEN −百花繚乱−』 |
舞台人にとって怪我は致命的な場合もあります。
怪我の後に、再び舞台に立つことなく退団された万名月洸さん。
そして今回、集合日付け退団が発表された亜蓮冬馬さんも、そういう可能性も考えられますね。
↓↓3. 不思議な退団の桜良花嵐さん・輝生かなでさんは・・・
コメント
すみれ子さん
自分はジェンヌさんの退団についてはそれぞれのご事情もあるだろうし、退団は彼女たちの新たな旅立ちの日でもあるので、嘆いたり悲しんだりはせず、ただただ最後の舞台姿を目に焼き付け拍手して見送ろう、という考えでおります。
(仙名さんとべーちゃんは特に、目を見開いてしっかり凝視する予定です。)
ところで桜良花嵐さんの異動した先ですが、花組ではなく雪組ではなかったですか?「凱旋門」の千秋楽で退団された気がするのですが。
うみひこさん
いつもコメントをありがとうございます。
また間違いのご指摘もありがとうございました。
早々に訂正させていただきましたが、お返事が遅くなり申し訳ありません。
以前にもうみひこさんには、間違いのご指摘をいただきましたが、このブログは私の早とちりやミスを読者の皆さんに教えていただきながら、成り立っている!
そう思っています。
おっしゃる通り、生徒さんお一人お一人の人生があり、いつタカラジェンヌとしての時間にピリオドを打つかは、生徒さん御本人が決められることです。
先般、ご縁あって東京公演の千秋楽を観劇させていただきました。
卒業される生徒さんのご挨拶にタカラジェンヌとしてのラストの一瞬での「最高の輝き!」をかいまみて、卒業を決められたことに何の後悔も感じられませんでした。
今年も「すみれ子の宝塚百科辞典」をどうぞよろしくお願い致します。
さくららさんは、花組でなく雪組でしたね。あまりの体形と休演に次ぐ休演(休演と発表されないない公演にも、ショーには出ないとか)と、それでいて乙女には、毎年「やりたい役はエリザベート」と書けるメンタルの強さに、びっくりし続けた方でした。
さくららの高校の先輩さん
ご訪問とコメントをありがとうございました。
またご指摘もありがとうございます。
このブログ、私の早とちりや間違いをこうして教えていただいたり、ある意味読者の皆さんに支えられている点も大きいです。
ジェンヌさんも一人ひとり、いろんな方がいらっしゃいますね。
桜良さんもちょっとびっくり・・・ではありましたが、笑顔で卒業されたことは何よりだと思っています。