続いてショー『SEAUTIFUL DARDEN −百花繚乱−』の感想です。
『BEAUTIFUL GARDEN −百花繚乱−』作品としての感想
タイトルが示す通り、美しい花々が咲き乱れ花組にふさわしい作品でした。
目も耳もしっかり癒されました。
『BEAUTIFUL GARDEN 』で巧みに使われた映像
中でも印象的だったのは映像の使い方が巧みだったこと。
↓↓幕間映像・BEAUTIFUL GARDEN 』
上の写真は幕間休憩中に撮影しましたが、いつもの公演の時と何か違う?
お気づきになりましたか?
これも映像なんですね。
そしてここからショーのプロローグへの導入シーンが面白いです。
他にも「DayDrram Funk」のシーンでは
柚香光、水美舞斗らが率いる11名の若手スター達がFunkな音楽に乗せて歌い踊りますが、ここでも映像が楽しい!
それぞれソロを取るところで顔写真と名前(と言っても役名)が表示されるのでわかりやすい。
(この演出は2017年、元宙組トップスター・朝夏まなと(あさかまなと)さんのショー『A motion』でも使われていましたが)
まぁ、宝塚的には新鮮ながら、やっと時代に追いついてきた?
他のパフォーマンス集団などはすでに取り入れている手法です。
でも・・・とっても楽しくて面白いシーンになったのは、映像の使い方にあったと思います。
白い羽根扇子がきれいーーーー!
プロローグから白の羽根扇子が使われています。
うーん、宝塚のショーではトラディショナルな小道具ですね、羽根扇子。
↓↓羽根扇子を使ったフィナーレシーン
(出典:https://www.suruga-ya.jp/)
何気なく使っているように見える、この羽根扇子。
綺麗に魅せるテクニックもあるそうで、羽根さばきを身につけるのも大変なのだそうです。
シルクハットに黒燕尾、そしてステッキ姿がかっこいい花男子達
もう一つ宝塚のトラディショナルな小道具が使われていました。
それはステッキ。
シルクハットに黒燕尾姿、そして手にはステッキを持って踊る花男子(はなおとこ)達の麗しいこと。
近年、韓流っぽい場面やFunkな音楽も取り入れられるようになった宝塚。
でもレビューの基本的なスタイルを忘れないでいてくれるのもありがたいです。
やっぱり男役さんも娘役達も、トラディショナルだから美しく芳しく感じられることもありますから。
そう思っていたら、すみれ子と同じく燕尾にステッキのシーンに酔いしれているファンが他にもいらっしゃったようです(^^)
燕尾の着こなしからステッキの持ち方まで完璧なバランスでなーちゃん率いるダンスの花組の人は違うな!と思ったしスーパーヤンさんタイムは爆竹拍手寸前だったしもうスパギフみよ
— スガゾー (@Nargleee) 2018年8月4日
黒ハット&シルバーステッキ⇒キラキラで。みんなが笑顔で、でも踊りは軽快ながらもぴたっとそろって花組だなあと実感。こういう品格が他の舞台にはないんだよなあ。カレーちゃんを中心にブルーの衣装の娘役が円になってくるくる回るシーンは2階から美しくてつかさの歌にも酔いしれ最高の時間でした
— 白きゆり(明日海りおさん贔屓です) (@YbV6s5v1j4yiQyH) 2018年8月15日
娘役達の白いドレスもトラディショナル!
娘役さんの白いフレアたっぷりのドレス姿!
これも宝塚のトラディショナルな衣装ですね。
黒燕尾姿の男役さんに白いドレスの娘役さんが絡むシーンは、色のトーンが抑えられていても「宝塚のショーってこれだよね」と思います。
↓↓10. 花組『MESSIA』で活躍する花娘役達
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