月組『夢現無双/クルンテープ 天使の都』観劇感想レポと美弥るりか

月組
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月組公演『夢現無双 / クルンテープ』を観劇してきました。

この公演は月組トップスター・珠城りょう(たまきりょう)さんが、新たな相手役として美園さくら(みそのさくら)さんを迎えた本拠地での新コンビお披露目公演。

これはおめでたいお話ながら・・・

二番手スターとして珠城りょうさんを支えてきた美弥るりか(みやるりか)さんの退団公演でもあります。

その点がなんとも切なく、寂しい。

管理人・すみれ子は珠城りょうさんが研9で若くしてトップスターに就任し、成長し続けてきた影にはみやちゃん(美弥)がいたからこそと思っています。

その退団は惜しまれますが、『夢現無双』では美しい剣士・佐々木小次郎を美弥るりかの集大成としてどう演じてくれるのか、その姿をしっかりと見届けたい。

そんな想いの観劇でした。

 

『夢現無双』の作品としての感想、ショー『クルンテープ 天使の都』の印象を思い返しながら、紹介していきます。

 

●この記事の概要
・『夢現無双』の作品としての感想
・『夢現無双』の主な登場人物
・『夢現無双』の気になるあの人
『クテンループ』作品としての魅力&オープニング
中詰は「Shall we dance?」
フィナーレは美弥るりかへの愛満載
『クテンループ』公演中に楽曲差し替え
『夢現無双/クテンループ』まとめ&美弥るりか

 

『夢現無双』の作品としての感想は

 

 

『無現無双』はタイトルにも記載されている通り、吉川英治原作の『宮本武蔵』が原作。

そして脚本・演出は齋藤吉正氏。

原作は1935年の8月23日から4年間、朝日新聞に連載された長編小説です。

その後、映画化やテレビドラマ化されています。

それを時間(1時間35分)の中でどう舞台化されるのかは興味あることの一つでした。

 

 

しかし・・・

残念ながら「サイトーの犯行」と言われる齋藤先生の手腕に期待したのですが、エピソードをたくさん詰め込みすぎでストーリーについていくのがぁ・・・・な作品に(汗)。

 

物語は武蔵(珠城りょう)、お通(美園さくら)、本位田又八(月城かなと)の子供時代からはじまります。

・・・が、どうして武蔵が剣を極めることを目指したのかが理解できずにいたところ、物語の中盤以降で子供時代の武蔵が実の父親から「お前なんか」的に疎まれた心の傷にあることが判明します。

そしていつからか佐々木小次郎を倒すことを目指しはじめたのは、剣豪であった父・新免無二斉(紫門 ゆりや)が、唯一破れた相手が小次郎だった。

武蔵は小次郎を倒すことで、心に根付いた父に対する葛藤する思いを晴らしたかった?

 

(勝手な想像ながら)そんなことが見えてきました。

 

↓↓2. 『夢現無双』の主な登場人物達

コメント

  1. おとぼけ男爵 より:

    すみれ子さん、こんにちは。
    CASANOVAで良質なオリジナル作品に感動した私ですが、月組公演では演出が好みではなく、ちょっとがっかりしました。
    月組公演は3度観る機会に恵まれたのですが、夢現無双は何度見ても好きになれない作品でした。
    エピソードが散らかっていて集中できず、結局のところ小次郎の美しさと存在感、太夫と光悦の好演、武蔵の殺陣の迫力が印象に残っただけ。
    残念ながら剣の道を極めんとする男の成長物語を作品から感じ取ることはできませんでした。作品の脚本と演出が残念だったなあと感じています。
    でも、演者のパワーは観るたびに増していて、そこはさすがタカラジェンヌ、こんなに力のある方々なのにもったいない!と切に感じます。
    藤井先生のショーは基本好きなのですが、私は今回はこちらも今一つという感想でした。
    僧の衣装、当初は本物の僧侶が身に着けるような黄色い衣装だったのが、途中でエメラルドグリーンの衣装に変更されていました。
    本当の理由はわかりませんが、戒律の厳しい僧侶の衣装ですから何らかのクレームが入ったのではないかと推測できます。もちろん、単に地味だという理由かもしれませんけれど。
    製作上の勉強不足や準備不足が、曲や衣装の変更につながったのだとしたら演出家の責任は大きいのではないでしょうか。
    でも、みやちゃんとたまきちのダンスにはぐっときたし、みやちゃんの黒燕尾には、号泣してしまいました。(良い演出でした)
    ショーはもともと楽しいものなので、お芝居程がっかりしませんでしたが、やはり文句なしに楽しめる素敵な作品が見たいなあと思います。
    でも、なんだかんだ言っていても公演を観るのは本当に好きですし、最近は、女性演出家の質の良い作品が目に付くので、期待の方が大きいです。
    人それぞれだと思いますがすみれ子さんの感想レポには同意できる部分が多く、読ませていただくのを楽しみにしています。

    • すみれ子 より:

      おとぼけ男爵さん

      ご訪問とコメントをありがとうございました。
      私も正直なところ、斉藤先生の作・演出で「宮本武蔵」がどうなる?と期待が大きかった分・・・うーーん、ちょっと(汗)な印象が残りました。
      もう少しエピソードをすっきりさせることはできなかったのか?
      通した段階で時間オーバーで大幅なカットが入ったのか?
      生徒さん達が熱演されているだけに残念な思いはあります。

      ショーは衣装にも変更があったのですね。
      エメラルドグリーンの衣装は記憶違いかと思いましたが、情報をいただいて安心しました。
      105周年、星組、(特に)花組と「やってくれるじゃない、宝塚」と作品の質の高さとそれぞれの組カラーの素晴らしさを感じていただけに、今回の月組公演はなんだか物足りなさを若干感じています。

      理事長はあらゆる場で昨今の宝塚大劇場の稼働率を「100%超え」とおっしゃっています。
      でも生徒の力量頼み、一定の宝塚ファン頼みじゃなく、やっぱり作品の質の高さは大きく稼働率にもかかわってくるはず。
      新しい作・演出家の成長はファンとして楽しみですが、大御所的先生方にも感性を磨いてファンの心をゆさぶる作品作ってほしいですね。

      千秋楽まであと数公演、みやちゃんには大劇場の空間を思いっきり楽しんで卒業していただきたいと祈っています。

      拙いレポに共感・・・感謝です、ありがとうございました。

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