月組『夢現無双/クルンテープ 天使の都』観劇感想レポと美弥るりか

月組
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『クテンループ』の差し替え楽曲は?

 

さて月組公演『クテンループ』で不思議だった「3月29日13時公演より使用楽曲を変更させていただきます」の宝塚歌劇団公式ページの案内でした。

 

月組宝塚大劇場公演 レビュー・エキゾチカ『クルンテープ 天使の都』使用楽曲の一部変更について

月組宝塚大劇場公演 レビュー・エキゾチカ『クルンテープ 天使の都』におきまして、3月29日13時公演より、下記の場面にて使用しております楽曲を変更させていただきます。
大劇場公演中の変更となりますことお詫び申し上げますとともに、何卒ご了承のほどお願い申し上げます。

第11場 ケングエング(元気)
第21場・第22場 マカプジャ(万仏祭)

(出典:宝塚歌劇団公式サイト)

おそらくは曲の著作権がらみの問題なのかと想像しますが、公演中に出演する生徒さんにも大きく影響するような楽曲変更は、過去になかったので、どんな変更だったのか調べてみました。

 

 

セ・マニフィークに差し替えの美園さくらの歌

美園さくらさんがアイドルっぽくK-ポップ風に歌うのが、非常に印象に残りましたが、私が観劇した日は楽曲が差し替えられた後。

「セ・マニフィーク」のK-ポップ調バージョンでした。

 

↓↓鳳蘭(おおとりらん)さんが歌った、オリジナルの「セ・マニフィーク」

鳳蘭 セ・マニフィーク

それをこんなアレンジで歌うの〜??? という、現代的でK-ポップ風の場面が実に斬新でした。

違和感もなく見入って、聞き入っていたのですが、観劇後にこのシーンが楽曲を差し替えられたシーンと知りました。

 

↓↓差し替え前の曲はBerryz工房『cha cha SING』

Berryz工房 『cha cha SING』 (MV)

 

美弥るりかソロと男役群舞も楽曲差し替え

フィナーレで美弥るりかさんが歌い上げる曲。

切なく心に響いてきましたが、このシーンも続く男役群舞も曲が差し替えられていました。

そもそも曲が変更される前は観ていないので、全く違和感なくスッと観ていましたが、プログラムによると「別れの歌手スパープルSが美しく歌う」とあります。

変更前の曲に興味を持ってしまいますが、映像化されることもないはずなので、観ること、聴くこと叶いません。

それでも

  1. 楽曲変更決定
  2. 次の楽曲選び
  3. アレンジ
  4. オケの練習(ひょっとすると録音だったかも・・・ ^^;)
  5. 出演者のお稽古

こういう流れを想像すると、どんな事が起きても100%の舞台で夢や希望を届けようとしてくれているジェンヌさん達の熱い想いは「客席にちゃんと伝わってます」と答えるのみです。

 

 

『夢現無双』『クテンループ』観劇のまとめと美弥るりか

 

フィナーレで羽を背負っておりて来る美弥るりかさん、

いつもの二番手羽より大きいのでは?と思ったのですが、はてさてそれはどうなのでしょう?

大きさにこだわる訳でもありませんが、そのぐらい美弥るりかの退団を彩るにふさわしい配慮がされていました。

(星組では三番手スター・七海ひろきさんが退団されましたが、二番手と三番手の違いなのか、ここまでの餞別感は感じられなかったので)

 

宝塚は今や完全なるピラミッドでスター体制を整えています。

それがいつの時代にも繰り返しスターを生み、ファンを夢中にさせるシステムでもあります。

「この人がトップスターになれなかったのは?」と思う生徒さんでも、タイミングの問題だけであった場合もあるし、逆に予期せぬタイミングでトップスター(トップ娘役)になる生徒さんもいる。

 

 

美弥るりかさんは、宝塚の中でも美しく妖艶で独特の個性を発揮するジェンヌさんでした。

あのこぼれるような大きな瞳は、星組時代の下級生の頃から吸い込まれるように感じたものです。

二番手スターとして活躍しながら、トップになれなかった生徒さんは過去にもいらっしゃいますが、美弥るりかとい美しいスターがここで退団の道を選び、宝塚を卒業していくことの真の理由はファンにはまったくわからないことです。

唯一わかるとしたら、美弥るりかはどんな時も自分のポジションで、与えられた役に誠実に向き合い、ファンを魅了してくれたという事実のみ。

それは今回の公演『夢現無双』『クテンループ』でも変わりありません。

またファンが退団を惜しむのと同じ気持ちで、スタッフ、月組組子、そしてトップスター・珠城りょうも美弥るりかを送り出してあげようという愛情が感じられるステージであることです。

美弥るりか退団後、月組の二番手ポジションに就任するのはだれか?

これもまた気になることですが、やはりここはみやちゃん(美弥)が続く東京宝塚劇場公演千秋楽で卒業するまで、月組二番手スターとして暖かく見守っていたいと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

コメント

  1. おとぼけ男爵 より:

    すみれ子さん、こんにちは。
    CASANOVAで良質なオリジナル作品に感動した私ですが、月組公演では演出が好みではなく、ちょっとがっかりしました。
    月組公演は3度観る機会に恵まれたのですが、夢現無双は何度見ても好きになれない作品でした。
    エピソードが散らかっていて集中できず、結局のところ小次郎の美しさと存在感、太夫と光悦の好演、武蔵の殺陣の迫力が印象に残っただけ。
    残念ながら剣の道を極めんとする男の成長物語を作品から感じ取ることはできませんでした。作品の脚本と演出が残念だったなあと感じています。
    でも、演者のパワーは観るたびに増していて、そこはさすがタカラジェンヌ、こんなに力のある方々なのにもったいない!と切に感じます。
    藤井先生のショーは基本好きなのですが、私は今回はこちらも今一つという感想でした。
    僧の衣装、当初は本物の僧侶が身に着けるような黄色い衣装だったのが、途中でエメラルドグリーンの衣装に変更されていました。
    本当の理由はわかりませんが、戒律の厳しい僧侶の衣装ですから何らかのクレームが入ったのではないかと推測できます。もちろん、単に地味だという理由かもしれませんけれど。
    製作上の勉強不足や準備不足が、曲や衣装の変更につながったのだとしたら演出家の責任は大きいのではないでしょうか。
    でも、みやちゃんとたまきちのダンスにはぐっときたし、みやちゃんの黒燕尾には、号泣してしまいました。(良い演出でした)
    ショーはもともと楽しいものなので、お芝居程がっかりしませんでしたが、やはり文句なしに楽しめる素敵な作品が見たいなあと思います。
    でも、なんだかんだ言っていても公演を観るのは本当に好きですし、最近は、女性演出家の質の良い作品が目に付くので、期待の方が大きいです。
    人それぞれだと思いますがすみれ子さんの感想レポには同意できる部分が多く、読ませていただくのを楽しみにしています。

    • すみれ子 より:

      おとぼけ男爵さん

      ご訪問とコメントをありがとうございました。
      私も正直なところ、斉藤先生の作・演出で「宮本武蔵」がどうなる?と期待が大きかった分・・・うーーん、ちょっと(汗)な印象が残りました。
      もう少しエピソードをすっきりさせることはできなかったのか?
      通した段階で時間オーバーで大幅なカットが入ったのか?
      生徒さん達が熱演されているだけに残念な思いはあります。

      ショーは衣装にも変更があったのですね。
      エメラルドグリーンの衣装は記憶違いかと思いましたが、情報をいただいて安心しました。
      105周年、星組、(特に)花組と「やってくれるじゃない、宝塚」と作品の質の高さとそれぞれの組カラーの素晴らしさを感じていただけに、今回の月組公演はなんだか物足りなさを若干感じています。

      理事長はあらゆる場で昨今の宝塚大劇場の稼働率を「100%超え」とおっしゃっています。
      でも生徒の力量頼み、一定の宝塚ファン頼みじゃなく、やっぱり作品の質の高さは大きく稼働率にもかかわってくるはず。
      新しい作・演出家の成長はファンとして楽しみですが、大御所的先生方にも感性を磨いてファンの心をゆさぶる作品作ってほしいですね。

      千秋楽まであと数公演、みやちゃんには大劇場の空間を思いっきり楽しんで卒業していただきたいと祈っています。

      拙いレポに共感・・・感謝です、ありがとうございました。

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